周産期医療センターに
ついて

周産期医療センターの特徴

1助産師伴走型の継続ケア

  • アクティブバース
    当院では、妊娠経過に問題がない妊婦さんに関しては、みなさまが主体となってお産するアクティブバースを基本とし、人間本来の自然な流れに沿った自然分娩を行っています。
    お産は命がけのもので現代医療をもってしても、母児の命に危険が及ぶ場合があります。その場合は、その都度みなさまに説明させていただきながら必要に応じて最善の方法を選択させていただきます。
  • 助産師のお産
    入院時から出産終了までを経験豊富な助産師がサポートする「助産師のお産」を選択できます。
    分娩経過に異常がみられた場合は、医師と連携しながらサポートさせていただきますのでご安心ください。
  • 会陰切開について
    当院の会陰切開率は7%(日本の会陰切開率は初産婦で30~100%、経産婦で10~70%)で、不必要な医療介入はしないように努めています。母児の安全を第一優先とし、緊急の事態にも産科医や小児科医との連携をはかりチームで対応しています。

2特殊なケースもサポートします。
(まずはご相談ください)

  • 逆子のお産・外回転術 
    • 条件を満たしている産婦さんについては、36週時点で逆子であっても経腟分娩ができるよう、医師がお腹の外から赤ちゃんを回転させる「外回転術」を実施しています。
      外回転術を行う際は、1泊2日の入院となり、保険が適用されます。
    • 2025年11月1日より、他院かかりつけの妊娠中の方に対する外回転術の受け入れは、安全面および医療スタッフの人員変更の観点から中止する方針となりました。
      当院かかりつけ妊婦さんの骨盤位への対応につきましては、適応を鑑み、これまでどおり実施いたします。
  • 麻酔分娩
    • 当院では計画的な麻酔分娩を実施しています。薬剤を使用して陣痛を誘発し、痛みが強くなってきた段階で麻酔分娩を開始します。
    • 実施にあたっては、医師から十分な説明を受け、ご理解・ご同意をいただいた場合に限ります。安全管理のため、受け入れ人数には制限があり、30週頃に決定いたします。
    • 助産師が分娩方法についてご相談をお受けし、サポートいたします。ご希望やご興味のある方は、健診時にお気軽にご相談ください。
  • TOLAC
    2025年11月1日より、当院では人員体制の変更および安全性向上の観点から、TOLAC(帝王切開後経腟分娩)の適応基準を新たに設けることとなりました。
    妊娠前の状況や妊娠経過によっては、TOLACをお受けいただけない場合や、経過中に予定帝王切開へ変更となる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
    適応基準の詳細につきましては、後日ホームページに掲載いたします。
    TOLACをご希望される方は、まずは受診のうえご相談ください。
  • 双胎のお産
    • 双子のお産も条件が整えば経膣分娩が可能です。 ご家族や母子にとって最善の方法をご相談させていただきます。
    • 2絨毛膜2羊膜双胎のみ取り扱っています。それ以外の方はNICUのある病院をご案内しております。

実績

2023年度 2024年度
分娩件数 490 474
経腟分娩 333 357
帝王切開 147 100
麻酔分娩(2024年9月から開始) - 17
外回転術 48 41
TOLAC
(うち経腟分娩数)
30(25) 33(30)
会陰切開 43 18

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